栃木県内の耐震診断・耐震補強!費用相場とその内容は?

栃木県内の耐震診断・耐震補強!費用相場とその内容は?

  1. 栃木県内の耐震診断・耐震補強!費用相場とその内容は?

栃木県で耐震診断をする場合の相場

1981年以降、もっと言うと2000年以降に建てた比較的新しめの住宅に住んでいる場合は特に気にする必要はありませんが、親や祖父母の時代から住んでいる家に住み続けているといったような場合は、今住んでいる家が耐震基準を満たしているかどうかは気になるところです。

耐震診断は専門知識を持ったホームインスペクターや一級建築士などの資格を持ったスタッフが在籍する設計事務所や工務店、リフォーム業者などに依頼することができます。その際にかかる費用相場は例えば120m³ほどの木造家屋で5万円ほど。床面積が広くなればなるほど高くなります。

耐震診断は以下のような流れで行われます。

  1. 予備調査・・・建物概要を示す書類や使用履歴がわかる書類などを調べる
  2. 現地調査・・・外観調査、材料調査、図面照合、敷地や周辺の状況チェック、はつり調査
  3. 数値設定・・・診断に必要な諸数値(形状指標・経年指標・材料強度など)の設定
  4. 計算実施・・・設定された数値をもとに耐震診断計算を行う
  5. 評価・・・調査資料と計算結果による総合的な耐震性の評価を行う

栃木県で耐震補強工事をする場合の相場

では耐震診断をしてもらった結果、補強の必要があるとわかった場合に行う耐震補強工事について見てみましょう。

木耐協による「木造住宅の耐震性」に関する調査によると、平成18〜27年に耐震診断を受けた2階建て以下の木造住宅約2万3,000棟のうち、耐震基準を満たしていないことが発覚して耐震補強工事が必要となった木造住宅は、なんと92.1%だったそうです。このうち耐震補強工事を行った木造住宅の平均施工価格は約152万円で、最も多い施工内容は「内側から壁を補強する工事」、次いで多かったのが「基礎補強」、その他「外壁側から壁補強」「劣化改善」「屋根の軽量化」「外付けHD金物」などが続きました。

何年頃に建てられた家かによって必要な工事内容は変わってきますが、相場が150万円と聞くと補強工事を断念する人も多いようで、実際に耐震基準を満たしていないと診断された住宅のうち補強工事を行ったのは30%以下だったそうです。これは今後自分が住む地域に大きな地震が発生する確率と、たった今捻出できる予算を天秤にかけた結果なのかもしれません。

耐震補強工事

補助金も活用しよう!

150万円もかかるなら耐震補強工事は見送るしかないか・・・という経済状況の人もいるかもしれませんが、諦めるのは待ってください。住宅の耐震化を促進するための工事費用は一部行政からの助成を受けることができます。

栃木県では県と市町が協力して耐震診断や補強工事に助成金を出してくれます。それぞれの詳細は以下の通りです。

耐震診断に対する助成額

耐震診断費の3分の2
※費用が3万円を超える場合は上限2万円

補強計画策定に対する助成額

補強計画策定費の3分の2
※費用が12万円を超える場合は上限8万円

耐震補強工事に対する助成額

耐震補強工事にかかる費用の2分の1
※費用が160万円を超える場合は上限80万円

全額とまではいかないまでも、かなりの負担軽減になりますね。診断を受ける前にまずは居住している市町に相談してみましょう。

栃木でリフォームを頼むならココ!選んで後悔ナシの優良業者ランキング
栃木でおすすめのリフォーム優良業者【快修工房 想】

快修工房 想 栃木県で27年間、住まい手の立場に立って最高のリフォームを行う「快修工房 想」。コンテストで日本一の賞を受賞した職人も在籍しており、安心して任せることができます。火災保険を適応し、申請から行ってくれるため、低価格でリフォームを行うことができるのも魅力です。

ページのトップへ